ヤクルト4犠打で“地味”に8得点 職人・田中2犠打

[ 2011年9月7日 06:00 ]

<横・ヤ>3回、先制打を放つ青木

セ・リーグ ヤクルト8-3横浜

(9月6日 横浜)
 ヤクルトは地味な一手で大量点を呼び込んだ。打線が今季最多タイの1試合4犠打。うち3犠打が得点に絡んで8安打8得点と効率いい攻撃を見せた。

 試合後に小川監督から「(犠打が)多かったですかね」と聞かれた伊勢総合コーチも「全然OK」として「バントは消極的じゃない。点を取れるチャンスに取るということ。優勝するためにはこういう戦い方をしなければ」と力説した。

 3回は無死一、二塁から増渕が三塁線へ絶妙なバントで、続く青木から4連続適時打で一挙5点。5、9回は犠打数リーグトップの職人・田中が手堅く決めて中押し、ダメ押し点につなげた。2位・巨人と3ゲーム差をキープ。小川監督は「理想的な形で得点できた。言うことない」と手堅い野球をそつなくこなしたナインを称えた。

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2011年9月7日のニュース