ツキに見放された イチロー 5試合ぶりの無安打

[ 2011年9月6日 16:10 ]

エンゼルス戦の2回、1死二、三塁で二ゴロに倒れるマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチローは5日、アナハイムでのエンゼルス戦に「1番・右翼」で出場し、5打数無安打だった。内容は一ゴロ、二ゴロ、左飛、投ゴロ、左飛で打率は2割7分3厘。

試合はエンゼルスが7―3で勝った。

 イチローは攻守でいいところがなかった。打っては2回1死二、三塁の好機で二ゴロに倒れるなど5打数で、5試合ぶりの無安打。守備でも3回に内野への返球を中継の二塁手が捕れず、今季4個目の失策を記録した。特別に送球が悪かったわけではないが、ツキに見放された一日だった。

 高橋と顔を合わせた9回の打席では直球勝負の3球目を流し打った。だが、低めに飛んだ打球は左翼手に余裕を持って捕球された。

 序盤で6点を許し、大味になった試合で快音が出なかったイチロー。11年連続の200安打にあと40本のまま。(共同)

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2011年9月6日のニュース