中京・下田 完全試合の次は1安打完封

[ 2011年8月28日 16:05 ]

 第56回全国高校軟式野球選手権第4日は28日、兵庫県の明石トーカロ球場で準決勝を行い、作新学院(北関東・栃木)が神戸学院大付(兵庫)に3―0で快勝、中京(東海・岐阜)は富岡東(四国・徳島)を8―0で下した。

 29日の決勝で作新学院は2年ぶり9度目、中京は12年ぶり5度目の優勝を目指す。両校が決勝で顔を合わせるのは作新学院が制した第51回、第53回大会に続き3度目。

 作新学院は2回に牧野の適時三塁打などで2点を奪って主導権を握った。中京は準々決勝で完全試合を達成した下田が1安打完封した。

 <「去年の悔しさがあるから」>前日に完全試合を達成した中京の下田が再び快投を披露した。2年生エースだった前回大会はサヨナラ負けに終わった準決勝で1安打完封。「去年の悔しさがあるから今がある。やっとここまで来られた」と決勝の舞台が待ち遠しそうだ。ここまで一人で投げ抜いてきたが、疲れたそぶりは見せない。「次も完投するつもり。無失点に抑えたい」と力強く言った。

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2011年8月28日のニュース