3試合ぶりスタメン復帰のラミが逆転打!巨人2位死守

[ 2011年8月23日 21:41 ]

6回巨人1死一、二塁、ラミレスが右翼線に逆転の2点二塁打を放つ

 プロ野球、巨人―阪神16回戦は23日、東京ドームで行われ、巨人が5―2で逆転勝ちし、2位の座を死守した。0―1で迎えた6回1死一、二塁から3試合ぶりにスタメン復帰した4番ラミレスが右翼線へ2点適時二塁打を放った。

 0・5ゲーム差で迎えた2位巨人と3位阪神の伝統の一戦。巨人はゴンザレス、阪神は岩田が先発。初回、ゴンザレスは3者凡退と上々の立ち上がり。その裏、岩田は2死から長野、ラミレスの連打で一、三塁のピンチを招いたが、高橋由を遊直に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 2回、阪神は4番・新井が中前打、続くブラゼルの中越え打で無死一、三塁としたが、ブラゼルが右太もも裏を痛めて交代。関本の三ゴロの間に1点を先制したが、大きな代償を負ってしまった。その裏、巨人は3者凡退。

 3回、阪神は先頭のマートンが左前打で出塁、送りバントと四球で1死一、二塁としたが、新井が三振、ブラゼルの代走からセカンドに入った上本が右飛に倒れ、無得点に終わった。

 4、5回も両チームともに得点がなく、阪神が1―0とリードして終盤へ。

 6回、阪神は1死から関本が中前打したが、この場面で巨人の先発・ゴンザレスが足を痛めて降板。代わった高木は金本に右前打を許し、1死一、二塁のピンチを迎えたが、続く藤井彰を遊ゴロ併殺に仕留めた。

 その裏、巨人は1死一、二塁から4番ラミレスが右翼線へ二塁打、一気に2者が還って逆転に成功。ラミレスは「大事な場面で適時打を打てて良かった」と、安堵感をにじませた。

 巨人は7回2死一、二塁から代打・谷の中前適時打で1点を追加。リードを2点としたが、阪神は8回に無死一、三塁から俊介の三ゴロの間に1点を返し、再び1点差に。

 しかし、その裏、巨人は2死満塁から坂本の中前打で2点を追加。リードを3点に広げ、9回は抑えの久保が2死から四球を与えたものの、無失点で締めた。

続きを表示

この記事のフォト

2011年8月23日のニュース