競合覚悟!日本ハム 東洋大・藤岡1位指名へ

[ 2011年8月23日 06:00 ]

今秋ドラフトで日本ハムの1位指名が有力となった東洋大の153キロ左腕・藤岡

 日本ハムが今秋ドラフトで東洋大・藤岡貴裕投手(22)を1位指名する方針を固めたことが22日、分かった。

 東海大・菅野智之投手(21)、明大・野村祐輔投手(22)と並ぶ今年のドラフト「BIG3」の1人で即戦力左腕の藤岡には、すでにロッテが1位指名を表明。日本ハムは競合覚悟で1位指名に踏み切るもので、23日、札幌市内の球団事務所で行われるスカウト会議で確認する。

 最速153キロの直球だけでなく、スライダー、チェンジアップと全ての球種で三振を奪える即戦力左腕の評価は高い。プロを相手にした交流試合でも5日にロッテを3回無安打無失点。7日には阪神相手に4回3失点も8奪三振。まだ調整段階の時期ながら、プロの若手相手に力の差を見せつけている。

 チームには東洋大の3年先輩となる捕手・大野、1年先輩の左腕・乾も在籍するなど、藤岡が1年目から実力を発揮しやすい環境はある。あとは何球団が競合するか。昨年4球団競合の末、斎藤を引き当てた強運を今年も祈るしかない。

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2011年8月23日のニュース