福留 気迫の本塁突入も憤死「惜しいはいらない」

[ 2011年8月23日 06:00 ]

<タイガース・インディアンス>9回1死二、三塁、福留は本塁を突くがタッチアウト

ア・リーグ インディアンス7―8タイガース

(8月21日 デトロイト)
 インディアンスは首位タ軍に3連戦3連敗で、ゲーム差は4・5に広がった。

 福留は1点を追う9回に先頭で四球で出塁し、1死二、三塁から代打ラポータの中堅への浅めの飛球で、「1点差で2死になるんだから、勝負しないといけない」とタッチアップで本塁を狙った。しかし、ノーバウンド返球の上に捕手のブロックにも阻まれて、併殺で試合終了。マニー・アクタ監督は「突っ込むガッツを見せた。送球が完璧だっただけ」と評した。最大7点差から1点差に迫っての惜敗。それでも福留は「この時期に“惜しい”はいらない」と試合後も厳しい表情だった。

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2011年8月23日のニュース