飲酒発覚の光星学院 準優勝の歓喜一変

[ 2011年8月22日 22:48 ]

光星学院野球部員飲酒発覚

甲子園で準優勝を果たし22日に青森県八戸市の学校に戻った光星学院高校野球部ナイン。母校では生徒や教職員、OBらから歓喜で迎えられたが、数時間後には飲酒問題が発覚する事態に。校内のお祝いムードは一変した。

 法官新一校長が緊急の記者会見に臨んだのは午後3時45分ごろから。「野球を愛する者たちへの背信行為。指導が至らなかった」と謝罪した。午前中の出迎え式では、野球部の川上竜平主将から準優勝盾を受け取り満面の笑みを浮かべたが、打って変わって終始深刻な表情だ。

 飲酒は選手がブログに書き込んでおり、「ブログは見たのか」との質問に校長は「はい。プリントアウトして確認しました」。報道陣から質問が相次いだが、会見はしばしば中断。「高野連からの指導の後に説明する」との言葉を繰り返した。

 会見後の同校は、ナインを出迎えた午前中の喜びはなく、ひっそりと静まりかえっていた。

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2011年8月22日のニュース