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松井 26試合ぶり「4番」でマルチ

<アスレチックス・ブルージェイズ>一回裏一死一、三塁、左前適時打を放ち、コーチと笑顔で話す松井秀喜

ア・リーグ アスレチックス5-1ブルージェイズ

(8月21日 オークランド)
 アスレチックスの松井秀喜外野手(37)が20日(日本時間21日)、ブルージェイズ戦で26試合ぶりに4番・DHで先発して4打数2安打1打点。初回に先制された直後の攻撃で貴重な同点左前打を放つなど、4番の仕事で勝利に貢献した。前日に宣言していたとおりのマルチ安打で6試合連続安打。有言実行のゴジラに再び上昇気配が漂ってきた。
【試合結果】

 口調は滑らかだった。7月22日ヤンキース戦以来約1カ月、26試合ぶりの4番で勝利に貢献した松井は笑顔が続いた。

 「うまく打てて良かった。きょうは全体的に対応できていたと思う。久しぶりの4番?全然問題はなかった」

 1点を先制された直後の初回1死一、三塁。外角への150キロシンカーを逆らわずに左前へ打ち返して同点とした。6回はチェンジアップを右前打。前日に「2本、3本と打てればいい」と話していた通り、今季27度目の複数安打で打率を2厘上げて・265とした。

 松井は元来、打席に立ってからの感覚を大事にするタイプ。第1打席の打率が・211。第2打席・239、第3打席・283、第4打席以降は・316と打席を追うごとに相手を捉える確率は上がる。しかしこの試合の初回は「併殺を狙いに来ると思ったので」とゴロになりやすい外角に沈む速球を待っていた。相手捕手で、ヤ軍時代の同僚モリーナのリードをしっかり読み切った。

 好調を維持しながら、ここ数試合は連続出場の疲れから打ち損じる場面が増えていた。18日に29試合ぶりの欠場でリフレッシュ。打撃練習は力強い打球を飛ばすことに加え、しっかりミートすることに集中した結果、前日は36スイング中27本、この日は37スイング中25本がライナー性の打球と当たりが戻ってきた。

 6回の打席前は相手捕手モリーナと談笑。今月11日に左足に死球を受けたアルバレスが、前の打席でもあわやという球を投げたため「文句を言っておきました」と、冗談を言う余裕も出てきた。首位と15・5差離され、自身も移籍報道があるなど試合に集中しにくい環境の中、ベテランは黙々と打ち続ける。

 ≪弟分ゴンザレス「感謝している」≫5連敗中だった先発のゴンザレスは8回4安打1失点で10勝目。初回の松井の同点打に「あれで気持ちをリセットできた。彼には凄く感謝している」と振り返った。クラブハウスのロッカーは松井の左隣。「一緒にいることでいろんなことが学べる。教科書のような選手」と話すほど慕っている。日米通算500本塁打達成時はベンチ内で抱きついてきた弟分の白星に「最近勝ち星がなかったので良かった」と松井も喜んでいた。

[ 2011年8月22日 06:00 ]

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