福留無安打…チームも大敗に「自分が打っていれば…」

[ 2011年8月22日 06:00 ]

タイガース戦で無安打に終わり、ベンチで険しい表情を見せるインディアンス・福留

ア・リーグ インディアンス1-10タイガース

(8月21日 デトロイト)
 インディアンスの福留は4打数無安打でチームも首位タイガースに大敗。ゲーム差は3・5に広がった。

 福留は「最初から最後までペースがつかめなかった」と唇をかんだ。悔しがったのは1―4の3回2死一、二塁の好機で見逃し三振に倒れた場面。「あそこで自分が打っていれば、また流れが変わったかもしれない」と自分を責めた。4カードぶりの負け越しとなったが「3つやられたくない。何とかあす1つ勝ってホームに帰りたい」と気持ちを奮い立たせた。

 <タイガース 一度戦力外のインジが大勝演出>首位攻防戦での大勝劇を、7月に一度戦力外となったインジが演出した。8番・三塁で3Aから昇格して即先発出場。2回の左越え2号ソロなど2安打2打点で本拠地ファンからスタンディングオベーションで迎えられ「不思議な感じで、凄く気持ち良かった」と笑った。ロイヤルズからベテミットを獲得した際にメジャー40人枠から外れた。トレードの打診もあったが、傘下3Aでオープンスタンスへと改良。再出発に「もう一度レギュラーを獲りたい」と誓っていた。

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2011年8月22日のニュース