岸、脱カーブで復活!マリンの連敗10でストップ

[ 2011年8月21日 06:00 ]

<ロ・西>8回を2失点で4勝目を挙げた岸

パ・リーグ 西武3―2ロッテ

(8月20日 QVC)
 西武・岸が8回3安打2失点で7月11日のオリックス戦(西武ドーム)以来となる4勝目。3回までに4四死球を与えるなど2失点も、小野投手コーチから「打者と勝負しろ!勝てる球を持ってるだろ!」と雷を落とされ、4回からの5イニングは打者15人で抑えた。

 3回まで直球での空振りは1度だけだったが、ムチのように腕を振った4回以降は7度。得意球のカーブも減らし、直球主体の攻めが復活した。「4回から“やるしかない”と思った」。チームはQVCマリンでの連敗を10でストップ。試合前は「技術ではなく、精神的な問題。ここ最近は普通の投手」と話していた渡辺監督も「3回まで逃げまくって、4回以降は攻めまくったね」と表情を緩めた。

 ▼西武・星孝(バッテリーを組んだ岸について)3回までいろんな球種を要求しすぎてかみ合わなかった。

続きを表示

2011年8月21日のニュース