連日の抗議実らず50敗…岡田監督「野球の話をするんか」

[ 2011年8月21日 06:00 ]

<日・オ>6回、タッチアップが早かったと判定され、抗議する岡田監督

パ・リーグ オリックス0―4日本ハム

(8月20日 札幌D)
 今季9度目の零敗で5連敗。岡田監督の怒りは前日に続いて審判に向けられた。「野球の話をするんか。(6回の)1点あればとか、そんな話ちゃうやろ」。報道陣の問いかけにも反応は薄く、自ら会見を切り上げた。

 問題のシーンは、0―1の6回1死三塁。荒金の右飛で、三塁走者のバルディリスがタッチアップから生還したが、離塁が早かった、との小谷野のアピールプレーで併殺に。この判定に岡田監督はベンチを飛び出して約5分間、猛抗議した。

 押し出し四球でサヨナラ負けした前日もストライク、ボールの判定をめぐり、試合後に審判室に乗り込んだ。しかし、指揮官が笛吹けども兵隊は踊らず。5試合ぶりの2桁安打で4度も三塁まで走者を進めながら、本塁が遠かった。拙攻あり、凡ミスあり。今季の50敗目は散々な内容だった。

 ▼オリックス・バルディリス ああいう状況で(早く)スタートを切ってアウトになるなんて。信じられない。

 ▼栄村三塁塁審(監督との)やりとりはリタッチが早かったかということ。判定は自分が見たままです。

 ▼オリックス・寺原(6回2/3を7安打2失点で6敗目)初回にしても6回にしても、(失点した回は)先頭打者を打ち取ることができなかったところですね…。

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2011年8月21日のニュース