40歳の石井が連夜の仕事!広島 3位阪神に肉薄

[ 2011年8月18日 06:00 ]

<神・広>ヒーローインタビューを受けファンに手を振る石井琢

セ・リーグ 広島5-4阪神

(8月17日 京セラD)
 広島が昨季から6連敗中の天敵・スタンリッジを攻略した。1点を追う5回に怒とうの長短5連打を浴びせ、痛快な逆転勝ち。

 敵地で阪神に連勝した野村監督は「苦手のスタンリッジ相手に先制されたけど、打線がすぐに反応してくれた。みんなが集中し、よくつないでくれた」と目を細めた。

 先陣を切ったのは右腕に昨季3打数2安打と好相性の嶋だ。先頭打者で左翼線二塁打。倉が中前打で続き、代打・石井の左翼線二塁打で同点。東出の中前適時打で勝ち越すと、木村も2番手・小嶋から右前適時打を放った。一挙3点。鮮やかな集中打だった。

 ナインは破顔一笑だ。2日連続で勝利に貢献した40歳のベテラン・石井は「昨日の前田智クンじゃないけど、必死で食らいついた」。08年以来となる4安打固め打ちの嶋も「いいイメージで反応できた。与えられた出番で必死にやるだけ」と汗をぬぐった。連勝で3位・阪神と0・5差に肉薄。今季こそ、赤ヘルは世評を覆す。

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2011年8月18日のニュース