野球の神様は意地悪 横浜 渡辺監督「うーん」とうなり次の言葉出ず

[ 2011年8月15日 18:39 ]

智弁学園―横浜 9回表、相馬(右)と交代する横浜先発の柳

第93回全国高校野球選手権3回戦 横浜4―9智弁学園

(8月15日 甲子園)
 ほぼ勝利を手中に収めたかに見えたが、野球の神様は意地悪だった。3点リードの9回に「あと一人」としながらよもやの8失点で逆転負けを喫した横浜・渡辺監督は「うーん」とうなったきりしばらく次の言葉が出なかった。

 9回、先頭打者に安打を打たれたところで好投の柳を左の相馬にためらわずスイッチ。「あれがウチの勝ちパターンだから。後悔したくなかった」と渡辺監督。勝利の方程式で激戦の神奈川大会、甲子園の初戦と勝ち抜いてきたが、この日ばかりは勝手が違った。

 「選手には甲子園を楽しめ、楽しめと言ってきたが…。あの場面では緊張しちゃったかな」。監督、部長として計26回甲子園出場、監督通算48勝の名将をしても一度変わった流れは止められなかった。

 登板した5投手のうち4人が2年生。渡辺監督は「2年生がこれを糧にして来年、頑張ってくれれば」と前を向いた。9回途中で降板した柳や大器と評判の左腕、田原とマウンド上で屈辱を感じた4人が成長することが、名門復活につながる。

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