三浦 13年前の黒羽根“少年”と夢バッテリーで2勝目

[ 2011年8月15日 06:00 ]

<横・中>2勝目を挙げた三浦(右)は黒羽根と笑顔で握手を交わす

セ・リーグ 横浜1-0中日

(8月14日 相模原)
 無安打無得点試合の快挙達成かという熱投。今季最長の7回2/3を2安打無失点で2勝目、通算140勝目を挙げた横浜・三浦が、感慨深げに話した。

 「ノーヒットノーランは意識はしてたけど、やっぱり無理でしたね。それより、1度は組みたいなと、2人で前から話していて。あの時の小学生がねぇ。きょうは本当に助けてもらいました」

 13年越しで実現したバッテリー。新女房はプロ6年目、今季初出場となった黒羽根だった。

 内角を突く強気のリードに導かれ、7回1死まで無安打投球。4回に失策、6回に四球で出した走者は盗塁死とけん制死。黒羽根の強肩にも助けられた。7回に森野に初安打を許して、2死一、三塁のピンチを招いたが、2人はそこでも強気だった。最後は平田へ内角スライダーで空振り三振。右打者には少しでも制球を間違えば危険な球だが、「今の三浦さんの状態なら大丈夫」という13歳下の黒羽根の要求に、三浦もしっかり腕を振って最高の球で応えた。

 出会いは13年前。98、99年と上大岡駅前で行われた三浦のトークショーで、当時、上大岡小5、6年だった黒羽根が2年連続で花束贈呈役に選ばれた。以来、黒羽根少年の夢はそこで誓った三浦とのバッテリーになった。「夢がかなって、勝って、最高です」と黒羽根。三浦も「いい球をどんどん選択してくれたし、相手もどんなリードするか分からなかったのも良かった」と称えた。ようやく実現した2人の夢物語。真夏の夜の夢で終わらせてしまってはもったいない。

 ▼横浜・尾花監督(三浦について)球が切れていた。無安打無得点?やれればいいかな、と。頑張れ、とは思ってましたけどね。

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