中田リーグ単独トップ67打点!犠飛で斎藤の黒星消す

[ 2011年8月15日 06:00 ]

<日・ソ>7回2死一、二塁のチャンスに中前適時打を放つ中田

パ・リーグ 日本ハム5―2ソフトバンク

(8月14日 札幌D)
 絶対落とせない一戦。日本ハム・中田のバットがチームを、そして斎藤を救った。

 「ソフトバンク戦は気合が入る。追い付き、追い越せの気持ち」

 1点を追う6回無死一、三塁。マウンド上にはここまで今季3試合で対戦して2敗(防御率1・64)を喫している摂津。中田自身も長打なしの8打数2安打と苦心してきた。しかし、頭は冷静だった。「切れのいいシンカーがあるけど、絶対に振らないように意識した。三塁走者(陽岱鋼)は足があるので、最低限の仕事をしようと強く振らずインパクトだけを考えた」。外角の甘めの直球を右翼に運ぶ犠飛。これで同点とし、斎藤の黒星を消した。

 さらに、1点リードで迎えた7回2死一、二塁。今度は2番手・吉川のシュートを両腕を畳んで中前へ運んだ。「今までスライダーを意識して打てなかったけど、自信になります」。両打席ともソフトバンク投手陣のウイニングショットを見極めた上で打ち崩した。

 この日の2打点で、大阪桐蔭の先輩である中村を抜いて再びリーグ単独トップとなる67打点。試合前には、中田の特別映像が大型ビジョンに流れた。5月3日のオリックス戦(京セラドーム)で決勝の右中間三塁打を放ち、第2回「ジョージア魂賞」を受賞したが、協賛する日本コカ・コーラ社が中田の「御礼あいさつ」を作成。中田の「選んでいただいてありがとうございました」との肉声と映像が流れることになった。

 2日から始まった13連戦の最終戦を白星で締めくくり、7勝5敗1分けと勝ち越した。首位・ソフトバンクにも2勝1敗と勝ち越し、2・5ゲーム差に再接近。「高校野球を(テレビで)見ると凄く一生懸命やっている。そういうところは見習うところですかね」。06年夏の甲子園で早実・斎藤に4打数3三振と抑え込まれてから5年…。22歳となった4番が、首位奪回の使命を担う。

 ▼日本ハム・ホフパワー(6回に勝ち越し打)自分がうまく打ったというより、運良く打球が野手のいないところに落ちてくれた。 

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年8月15日のニュース