フェル ミス帳消しV打 初回好機で併殺打

[ 2011年8月14日 06:00 ]

<オ・西>6回、勝ち越し打を放つフェルナンデス

パ・リーグ 西武2-1オリックス

(8月13日 京セラD)
 西武のフェルナンデスが自身のミスを取り返す決勝打を放った。同点の6回1死二塁でフィガロの直球を右前に運び「内角と外角に投げ分けてきていたので、どの方向でも強いライナーを打とうと思っていた」。

 初回は先制した直後、遊ゴロ併殺で追加点のチャンスをつぶしただけに「結果が出せてうれしい」と胸をなで下ろした。

 今月上旬の仙台遠征では、ナイター前にチーム宿舎から片道2時間をかけて被災地の女川町を訪問した。「ビルが傾いていたりしていた。復興にはまだまだ大変な時間がかかる」とショックを受けたが、施設で子供たちと交流し、逆に力をもらった。

 チームは1点差で逃げ切り。渡辺監督は「貴重な1本。粘ってしつこくいって最後にアジャストした。いつもあの気持ちでいってほしい」と苦笑いしながら称えていた。

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2011年8月14日のニュース