唐津商・北方悠 自己最速153キロも逆転許す

[ 2011年8月14日 06:00 ]

<唐津商・作新学院>自己最速の153キロをマークした北方悠

第93回全国高校野球選手権大会2回戦 唐津商2―3作新学院

(8月13日 甲子園)
 唐津商は1点差に泣き、今夏最速右腕が甲子園を去った。先発・北方悠は初回1死三塁で、1回戦の古川工(宮城)戦でマークした自己最速をさらに1キロ更新する153キロを記録。しかし1点リードの5回、1死一塁から連打を浴び逆転を許した。

 その後は無失点。10三振を奪ったが「ピンチに自分が打たれて負けた」と肩を落とした。前日は金沢・釜田、聖光学院・歳内の投げ合いをテレビ観戦。闘志をかきたてられた。150キロ台の直球を連発する投球に、吉原彰宏監督は「ベストピッチ。(球に)気持ちがあった」。エースも「今夏最速は自信になった。甲子園で戦えて光栄。楽しかった」と最後は笑顔を見せた。

 ▼唐津商・北方伸(4打数無安打)何としてもあんちゃん(兄の北方悠)を助けたかったのにふがいない。新チームで自分がエースとして戻ってきたい。

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2011年8月14日のニュース