失投見逃さずバックスクリーンへ!智弁和歌山 貫禄の2ケタ得点 

[ 2011年8月9日 17:52 ]

花咲徳栄―智弁和歌山 3回表智弁和歌山2死二、三塁、中越えに先制3ランを放ちガッツポーズの山本

第93回全国高校野球選手権1回戦 智弁和歌山11―1花咲徳栄

(8月9日 甲子園)
 グングン伸びた打球は中堅手のはるか頭上を越えて、バックスクリーンに飛び込んだ。

 3回、智弁和歌山の3番山本が先制の3点本塁打を放った。花咲徳栄のエース、北川のフォークボールが落ちずに高めに浮いたところを逃さずとらえた一発だった。

 予選での打率は2割7分3厘だった山本。なかなか当たりが出ず、高嶋監督も思案に暮れたが、和歌山大会の決勝戦で本塁打を放ち、復調の兆しが見えた中での“2試合連続”本塁打。高嶋監督もベンチで拍手をするなど、クリーンアップが甲子園で機能したことに笑みを浮かべた。

 13安打10点と予選後半からの好調を打線はキープ。チームの目標は「06年以来の4強」と中村主将は言うが、虎視眈々とその先を見据えている。

 

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2011年8月9日のニュース