マー君 球団初の2カ月連続月間MVPは“想定外”

[ 2011年8月5日 06:00 ]

2ヶ月連続の月間MVPを受賞した田中

 プロ野球セ、パ両リーグは4日、7月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、阪神のジェイソン・スタンリッジ投手(32)とパの投手では2位タイとなる5度目受賞の楽天の田中将大投手(22)がともに6月に続いて受賞した。2カ月連続受賞は、セの外国人投手では初めてで、パでは野手を含めて9人目。野手は中日の森野将彦内野手(33)が15年目で初受賞。日本ハムの稲葉篤紀外野手(39)は4度目の選出となった。

 球団初となる2カ月連続受賞となった田中は「全く頭になかった。そこまでよかったのかなという感じです」と驚いた。 5試合でリーグトップタイの3勝を挙げ、防御率1・10はリーグトップ。抜群の安定感でチームの月間勝ち越しに貢献した。自身5度目の受賞にも浮かれることなく「8、9月は大事なので、まずは8月にいい仕事をしたい。みんなで一丸となって戦うことが大事」と語った。

 ▼阪神・スタンリッジ 選ばれて光栄に思います。この賞を獲れて誇りに思うけど個人よりチームの勝利の方が大事だから。自分の中で大きな自信が芽生えたのは確か。

 ▼中日・森野 凄くうれしい。チームがこういう状態なんで、8月も大事な場面で打って賞をもらえるようにしたい。

 ▼日本ハム・稲葉 夏男と言われるけど、いつもと同じように練習、試合をしているだけ。(ヤクルトの)宮本さんが4月に受賞して、自分も頑張らないとと刺激になった。これからも若い人にとっていい手本でありたい。

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2011年8月5日のニュース