球児まさか…巨人、古城がサヨナラ本塁打

[ 2011年8月3日 20:57 ]

9回サヨナラ本塁打を放ちガッツポーズで本塁へ向かう巨人・古城

 プロ野球、巨人―阪神14回戦は3日、東京ドームで行われ、巨人が3―2でサヨナラ勝ちした。2―2の9回、先頭の古城が藤川から右越えにプロ14年目で初のサヨナラ本塁打を放った。

 先発は巨人がトーレスで、阪神は6連勝中のスタンリッジ。初回、トーレスは1死から平野に四球を与えたが、後続を断ち無失点で切り抜けた。その裏、スタンリッジは2三振を奪い3者凡退と上々の立ち上がり。

 3回、阪神は1死二塁のチャンスに無得点。その裏、巨人も2死満塁のチャンスをつくったが、ラミレスが空振り三振に倒れ、絶好の先制機を逃した。

 0―0のまま迎えた5回、巨人は2死二塁から長野の右前適時打で1点を先制。しかし、直後の6回、阪神は2死一、三塁からブラゼルの右中間への適時二塁打で同点に追いついた。

 阪神は7回、先頭の金本が代わったロメロから右越え二塁打。藤井彰の送りバントで1死三塁とし、代打・桧山の右前適時打で勝ち越した。

 巨人は8回、1死から高橋由が左中間へソロ本塁打を放ち同点。高橋由は2試合連続で小林宏からの一発。そして2―2で迎えた9回、古城が阪神の守護神を一振りで仕留めた。1点を追う7回2死一、二塁の場面で、二塁走者の古城は長野の三塁内野安打で中途半端に本塁を狙ってアウトになっていただけに、お立ち台での第1声は「ほっとしましたよ」だった。

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2011年8月3日のニュース