「だらしない投球はできない」黒田 7回0封で7勝目

[ 2011年8月3日 15:06 ]

パドレス戦に先発し、7回を4安打無失点で、7勝目を挙げたドジャース・黒田

ドジャース1―0パドレス

 ドジャースの黒田博樹投手は2日、サンディエゴで行われたパドレス戦に先発し、7回を4安打無失点、8三振2四球(1敬遠)で7勝目(13敗)を挙げた。チームは1―0で勝った。

 黒田は100球を投げて7回4安打無失点。「自分の中でいろんな考えを持ってこのチームに残ったし、だらしない投球はできない、何としてでも勝ちたいと思っていた」という強い気持ちで、約1カ月ぶりの勝利を引き寄せた。

 安定感抜群の投球が注目され、ヤンキースとレッドソックスの名門2球団が獲得に動いていたが「1年間ここでやると決めたので、全うしようと思った」と残留を決断。この日は残留発表後最初のマウンドだった。変化球を効果的に使って要所を締め、久々の勝利を手にした右腕は「すごくみんな声を掛けてくれたし、集中していいゲームだった」と振り返った。(共同)

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2011年8月3日のニュース