「見ていても始まらない」福留 初球打ちで中前打

[ 2011年8月3日 13:11 ]

レッドソックス戦の2回、中前打で出塁後、けん制で帰塁するインディアンス・福留。一塁手ゴンザレス

インディアンス2―3レッドソックス

 インディアンスの福留孝介外野手は2日、ボストンでのレッドソックス戦に「6番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。内容は中前打、見逃し三振、二ゴロ、一飛。チームは2―3でサヨナラ負けした。

 福留は2回の第1打席で「見ていても何も始まらない」と初球打ち。外角寄りの速球をしっかり捉えて中前にはじき返した。

 リーグ屈指の本格派ベケットが相手で「四球を出すような投手でもないので、どんどん勝負した方がいい」と腹を決めて打席に入ったのが好結果を生んだようだ。

 ただ、チームはサヨナラ負けと勝利にはつながらず、福留は「せっかく接戦に持ち込んだんだから、やっぱり勝ちたかった」と苦々しい表情で口にした。(共同)

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2011年8月3日のニュース