浪速のダルは2年生 中日スカウト「今のままでもドラフト指名される」

[ 2011年8月1日 06:00 ]

<大阪桐蔭・履正社>9回を1失点に抑えた藤浪

大阪大会準決勝 大阪桐蔭5―1履正社

(7月31日 舞洲)
 1メートル96の長身から投げ下ろす姿は、日本ハムのあの右腕のようだ。大阪桐蔭の2年生エース藤浪が、自己最速にあと1キロと迫る146キロの剛球で履正社打線をねじ伏せた。8安打を浴び、5イニングで得点圏に走者を進めながら、失点は7回の失策絡みの1点にとどめた。

 「(履正社に勝って)自信にはなりますが、浮かれないように気を引き締めていきたいです」

 177球を投げ切っても涼しい顔。浪速のダルビッシュの異名にふさわしい。昨秋府大会決勝では履正社に4回2/34失点KOを喫した。試合には勝ったが「本当に悔しかった」とリベンジの機会をうかがっていた。そして果たした。

 夏の暑さに備え、5月以降もアップ、ランニング時にグラウンドコートを着用。練習試合に連投するなどスタミナもつけ、今大会5試合27イニングを投げ、防御率0・00。視察した中日・米村スカウトが「今のままでも来年のドラフトで指名される素材」と証言した。

 西谷浩一監督も「ひと冬で成長して、しっかり投げてくれた」と目を細めた。さあ、あと1つ。浪速のダルビッシュが、全国49番目の代表に名乗りを上げる。

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