プロ注帝京の松本 他界の祖父にささぐ高校通算32号

[ 2011年8月1日 06:00 ]

<関東第一・帝京>7回2死二塁、左越えに2点本塁打を放ちガッツポーズをする帝京・松本

東東京大会決勝 帝京6―1関東一

(7月31日 神宮)
 帝京はプロ注目の4番・松本が今年2月に他界した祖父・釣(ひとし)さんにささげる一発を放った。

 4―1の7回2死二塁から「感触が良くて完璧だった」と左翼席に高校通算32号となる2ラン。釣さんは甲子園出場が決まれば長崎県島原市から応援に駆けつける予定だったが、雄姿を見せられず「最後に会った時は甲子園に来るって聞いたら、手を上げてくれたんですが」と残念がった。それでも4番、主将としてチームを支えてきただけに「(新チームでは)ずっと勝ててなかったので、最後の夏に勝てて良かった」と表情を緩ませていた。

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2011年8月1日のニュース