陽バント失敗…状況判断足りず小久保猛ダッシュの一塁へ

[ 2011年8月1日 06:00 ]

<ソ・日>3回無死一、二塁、陽岱鋼のバントで三塁封殺される二走・大野

 接戦では小さなミスが勝敗を分ける。3回無死一、二塁。日本ハム2番・陽岱鋼の一塁前へのバントは、猛ダッシュした一塁手の小久保に素早く処理されて三塁封殺。走者を進められなかった。

 「僕がしっかりとバントを決めていれば。三塁側に転がせば確実にセーフ」。陽岱鋼の打球の勢いを殺したバント自体は悪くなかったが状況判断ができていなかった。ソフトバンクはバントをさせて三塁で刺す守備隊形を取った。バントの構えを見せたそれまでの2球。投球前から極端な前進守備の小久保は猛ダッシュしていた。

 一方で三塁の松田は前に出ていない。三塁方向は投手の摂津がカバーするのだが、この場面では三塁手に捕球させるような強めのバントがセオリーだ。福良ヘッドコーチも「一塁手の動きは打者にも見える。(内野手の)チャージは頭に入れておかないとな」と陽岱鋼に苦言を呈した。

 バントを苦手とする陽岱鋼にとって外角寄りの球は一塁方向なら転がしやすかったが、それはソフトバンク守備陣の思うつぼだった。強打が自慢の2番打者だが首位争いに生き残るためには、さらなる状況判断能力が求められる。

 ▼ソフトバンク・小久保 三塁側にバントすると思ったけどね。あのプレーは得意なんだ。あの捕球のタイミングなら、ウチの本多、楽天の聖沢クラスの足の速さでなければアウトになるよ。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2011年8月1日のニュース