OBの石井一もびっくり!東京学館浦安がミラクル快進撃

[ 2011年7月26日 06:00 ]

<東京学館浦安・流通経大柏>初の決勝進出に、校歌を歌い終えた東京学館浦安ナインは歓喜のダッシュ

千葉大会準決勝 東京学館浦安8―7流通経大柏

(7月25日 QVCマリン)
 第93回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間、甲子園)の地方大会は25日、23大会で82試合が行われた。千葉大会準決勝では、ノーシードから快進撃を続ける東京学館浦安がAシードの流通経大柏にサヨナラ勝ち。春夏通じて初の甲子園まであと1勝とした。

 粘って、耐えて、またまた大金星だ。ノーシードからミラクル快進撃の東京学館浦安が、とうとう春夏通じて初の甲子園に王手をかけた。

 序盤で5点リードを奪いながら9回に追いつかれる苦しい展開。直後の無死三塁でサヨナラ中前打を放った礒野は「リードして追いつかれる展開で精神的にきつかった。勝負を決めることができてうれしい」と一塁付近で泣き崩れた。4回戦でAシードの専大松戸を撃破。松戸国際との5回戦は0―5から逆転、準々決勝はCシードの安房、そして準決勝でもAシードの流通経大柏を下した。ノーシードから実に7試合。派手さはないが、石井一(現西武)を擁した91年をはじめとする夏16強が最高だった同校の成績を、あれよあれよの間に上回った。

 東日本大震災で浦安市の同校も大きな被害を受けた。照明灯が傾いたグラウンドは液状化現象でボコボコになり、使用できたのは右翼付近の約30メートル四方のみ。断水でユニホームも洗えなかった。6月下旬までノックもフリー打撃もできず、都内中学校のグラウンドや練習試合で訪れた早実など、他校の練習場を借りて活動してきた。震災から3カ月半もブルペン投球ができなかったエース巣山は「大変な経験をしたことが自信になっている」。星竜太監督も「震災と安易に結びつけてはいけないけど、全く関連性がないわけじゃない」。限られた時間と場所で練習を工夫し、集中力を研ぎ澄ましてきたことが進撃の下地になっている。

 準々決勝前に「全部出し切って倒れてこい」とゲキを飛ばした星監督はこの試合前も「今度こそ倒れてこい。決勝に行っても棄権だ」と選手を送り出した。決勝の相手は関東王者でAシードの習志野。今の東京学館浦安ならどんな強豪ものみ込みそうな勢いがある。

 ▼西武・石井一(92年卒OB)勝ったの?凄いね。(甲子園に行ったら)スポーツドリンクを差し入れしないと。

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