8球で先制 イチローの積極プレーも実らず…マリナーズ13連敗

[ 2011年7月23日 11:23 ]

レッドソックス戦の1回、中前打で出塁後、二盗を決めるマリナーズのイチロー

マリナーズ4―7レッドソックス

 マリナーズのイチロー外野手は22日、ボストンでのレッドソックス戦に「1番・右翼」で出場し、5打数2安打だった。内容は中前打、遊飛、左飛、左翼線二塁打、投ゴロで打率は2割6分7厘。チームは4―7で敗れ、1992年以来の13連敗。

 イチローは1回の第1打席、右腕ラッキーの初球を捉えて中前打した後、二盗、三盗を決め、後続の適時打でホームを踏んだ。プレーボールからわずか8球での先制劇。7回には左翼線への二塁打で、前日に続く複数安打も記録した。しかし、エースのヘルナンデスが崩れて13連敗。積極的なプレーを披露したイチローの思いは実らず、1992年に記録した球団ワースト記録にあと「1」に迫る危機的状況となった。試合後のウェッジ監督は、イチローの積極的な走塁に関しては「あれが今のチームに必要な姿勢だ」とたたえていた。(共同)

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2011年7月23日のニュース