「東北のダル」ヒヤヒヤ8強「痛みが治まらなかった」

[ 2011年7月21日 06:00 ]

<花巻東・久慈東>久慈東戦で今大会初登板した花巻東・大谷

岩手大会4回戦 花巻東5―4久慈東

(7月20日 岩手県営)
 第93回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間、甲子園)の地方大会は20日、18大会で81試合が行われた。岩手大会では「東北のダルビッシュ」の異名を取る最速151キロ右腕の大谷翔平投手(2年)が、6回から今大会初登板。しかし1回2/3を2安打4失点(自責2)と課題を残した。
【7月20日の試合結果】

 待ちわびていた今夏初マウンド。最速151キロ右腕の大谷は、あっけなく降板してしまった。登板前から感じていた左太腿裏の違和感が消えず、2安打4失点。チームはサヨナラ勝ちも「痛みが治まらなかった。自分が出て点を取られてしまって申し訳ない…」と表情は晴れなかった。

 同校OBの菊池(西武)以上とも言われる逸材。2、3回戦で登板機会がなく「早く投げたい」と心待ちにしてきた。この日も「3番・右翼」で出場。6回、ようやく待望の初マウンドを踏んだ。しかし味方の失策に自身のけん制悪送球も絡み、2死一、二塁から左中間三塁打で先制の2点を献上。さらに7回2死一、二塁の場面で足がつり、ベンチに自ら交代のサインを送って無念の降板となった。佐々木洋監督は「ピシャッと抑えてもらいたかった」としたが、「大谷だけのチームじゃない。勝てたことは良かった」と、9回1死満塁から押し出し四球でのサヨナラ勝ちにホッとした表情だ。

 21日は、84年以来の甲子園を狙う大船渡と対戦。指揮官は大谷の登板について「足の状態を見てから」としたが、エースは「しっかり準備して臨みたい」と雪辱のマウンドに意欲的だ。次こそは「東北のダルビッシュ」の真価を見せつける。

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