ロッテ 機動力で3位返り咲き!重盗で決勝点

[ 2011年7月20日 06:00 ]

<オ・ロ>3回1死一、三塁、一塁走者・井口の二盗と後藤のエラーがからみ三塁走者・岡田(左)が生還

パ・リーグ ロッテ5―1オリックス

(7月19日 京セラD)
 スピード感あふれる攻撃で、ロッテが1日で3位に返り咲いた。決勝点は鮮やかな重盗で奪った。1―1の3回1死一、三塁から一塁走者の井口がスタート。捕手・鈴木の二塁送球と同時に、三塁走者の岡田が本塁へ突入した。

 岡田は「二塁へ送球したら本塁へゴーのサインでした。いい投手(金子千)は打って勝つのは難しい。常に先の塁を狙っている」としてやったりの表情を浮かべた。

 5回には工藤が右中間二塁打で出塁。岡田の犠打で三塁へ進むと、続く伊志嶺の三ゴロの間に俊足を飛ばして生還した。6月末に巨人から移籍した工藤が9番に入ることで、1、2番を務める岡田、伊志嶺の俊足コンビと連動。西村監督は「3回、5回と適時打なしで点が取れた。足をうまく使えた」と満足げ。機動力で上昇気流に乗っていく。

 ▼ロッテ・渡辺俊(6回1失点で4勝目)何とか粘り強く投げられました。野手の好守に助けられました。

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2011年7月20日のニュース