巨人借金ターン確定…投打に荒療治でも黒星で自力V消滅

[ 2011年7月13日 22:25 ]

9回、サヨナラのピンチにマウンドの東野(17)らを激励する巨人・原監督(左から2人目)

セ・リーグ 巨人1-2阪神

(7月13日 甲子園)
 苦境を打開しようという巨人ベンチの思いは、随所に見えた。だが、結果につながらない。サヨナラ負けで、借金を抱えたまま前半戦を終えることが確定。早くも自力優勝が消えた。

 不振が続く小笠原を、ついに先発メンバーから外した。それでも、荒療治のかいなく、打線は一向に機能しない。原監督は「思い切っていっているんだけど、なかなか得点にね…」と力なく話すばかりだ。

 投手起用にも大胆な変化があった。開幕投手を務めた東野を、同点の9回に投入。しかし、結果は無死満塁から桧山の犠飛で試合を決められた。「われわれは一戦一戦、戦っていくだけ」と話す指揮官は、打開策を見いだせるのか。

 ▽巨人・岡崎ヘッドコーチ(小笠原の先発落ちに)「結果が出ていないし、仕方ない。調子を上げていってほしい」

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2011年7月13日のニュース