NYタイムズ 岩手・高田高野球部を特集

[ 2011年7月11日 06:00 ]

 岩手・高田高校野球部が、10日付の米紙ニューヨーク・タイムズで紹介された。

 「試合に癒やす力」と題する記事では夏の甲子園を目指し、他校のグラウンドで練習に励むナインの様子をスポーツ面で描写。「練習を見る限り(選手の様子は)震災前と変わらないが、自宅に戻ると落ち込む生徒がいると思うと心配だ」とする佐々木明志(あきし)監督の談話や「陸前高田の復興を進めるためにも甲子園を目指したい」という大和田主将のコメントも紹介している。

 また、東北では津波の直接的な被害を受けた場所とそうでない場所の状況は大きく違うが、どちらの地域の学校でも野球が選手や監督らには津波に襲われる前の日常を取り戻す1つの手段になってきたと指摘している。

続きを表示

2011年7月11日のニュース