聖望学園 三塁コーチは元西武・潮崎氏の長男・至哉

[ 2011年7月11日 06:00 ]

埼玉大会1回戦 聖望学園13―0春日部工

(7月10日 市営浦和)
 2年ぶり4度目の出場を目指す聖望学園は春日部工に13―0の5回コールドで危なげなく初戦を突破した。

 三塁コーチを務めたのは、元西武投手で現在は球団編成部プロ担当の潮崎哲也氏(42)の長男・至哉(ゆきや)だ。見せ場は5点リードで迎えた4回1死一、三塁の場面でタッチアップが狙える中飛。潮崎は「浅めだったので」と三塁走者にスタートのサインを出さなかったが、この判断には岡本幹成監督は「点差もあるし、あそこは(積極的に)いってほしかった」と厳しい評価で積極性を求めた。背番号20でのベンチ入りにスタンドで観戦した母・圭子さんは「完全に“潮崎枠”です」と笑ったが、仕事で観戦できなかった父も12日の羽生実との2回戦はスタンドに駆けつける予定。偉大な父にもしっかりと晴れ姿をみせるつもりだ。

 ▼西武・潮崎哲也編成部プロ担当 最後の夏。いい仲間たちと少しでも長く野球ができるよう頑張ってほしい。

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2011年7月11日のニュース