巨人 開幕投手を抑えに配置転換「役に立てれば」

[ 2011年7月11日 06:00 ]

<巨・広>試合前、ノックを受ける東野

セ・リーグ 巨人3-0広島

(7月10日 東京D)
 今季の開幕投手を務めた巨人の東野峻投手(25)が守護神に配置転換された。この日は試合終盤に早速、ブルペン入りした。

 抑え不在はチーム低迷の大きな要因。ロメロは2軍落ちし、アルバラデホも安定感に欠ける。現在は、久保や山口のスクランブル態勢でしのいでいるが、逆転優勝には勝利の方程式の確立が必要不可欠となっている。

 東野はここまで13試合に先発し、2勝7敗、防御率3・70。1カ月以上も白星から遠ざかっているが、力強い直球と決め球に使えるスライダーの威力は十分。加えてチーム屈指の強心臓の持ち主で、4年目の08年には26試合で救援登板した実績もある。シーズン中の配置転換となったが「チームの状態はいい。自分も役に立てればと思う」と力強かった。

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2011年7月11日のニュース