元4番・小谷野 サヨナラ打「スカッとしたというか…」

[ 2011年7月11日 06:00 ]

<日・楽>9回1死満塁、サヨナラ打の小谷野はバットを放り投げガッツポーズ

パ・リーグ 日本ハム3-2楽天

(7月10日 旭川)
 一塁を回った日本ハム・小谷野にペットボトルのシャワー攻めが待っていた。2―2の9回1死満塁から中前へ。07年7月7日のロッテ戦(札幌ドーム)でサヨナラ本塁打を放って以来、自身3度目。

 「ケガもして迷惑をかけてきた。スカッとしたというか…。体が万全でなく力強く振れない中で最高の打撃を考えてコンパクトにいきました」。今季4度目の猛打賞。左太腿裏痛を抱えながら、幾分バットを短く握り、振り抜いた。

 チームは今季6度目の3連勝で貯金も最多の19。お立ち台では「旭川から(状態が)上がっていったと言われるよう頑張りたい」と締めた。飾らない「元4番」が「若き4番」とともにチームを2年ぶりのリーグV奪回へ導く。

 ▼日本ハム・スケールズ(5打席で3安打2四球と全打席出塁)日本でも米国でも野球は野球だからとにかく一生懸命やりたい。まだ3試合目だが慣れてきた感じはある。

 ▼日本ハム・宮西(9回を3者凡退で今季初勝利)先発のケッペルが頑張っていたから、勝利投手はケッペルにつけてあげたかった。

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2011年7月11日のニュース