杉内「特別な通過点」４度目の正直で通算１００勝

通算１００勝を達成したソフトバンク・杉内

パ・リーグ ソフトバンク４―０ロッテ

（7月9日 ヤフーＤ）
　ソフトバンクの杉内は８回を６安打無失点に抑え、６月１１日のヤクルト戦以来、約１カ月ぶりの今季５勝目。“４度目の正直”で通算１００勝を達成した。得点圏に４度走者を置きながらも、粘りの投球でしのいで節目の勝利を手にした左腕は「正直、入団当時からできると思ってなかった。特別な通過点なので大事にしたい。とりあえず次は１０１勝目指して頑張ります」と喜びを表現した。

　歴代５位タイとなる４５度目の２桁奪三振を記録した後は５試合連続で１桁が続く。「そういう時もある。まずは勝つこと。名球会入りは２００勝でしょ。２５０勝はもちろん目標。夢です」。勝ちへの飽くなき執念をにじませた。

　打線は３回に松中の２ランと松田のソロで３点を先制。４回は本多の適時打で加点した。