清水、７８日ぶり復帰も「バタバタ」白星ならず

＜中・横＞４失点ＫＯの清水は、ベンチで汗をぬぐう

セ・リーグ 横浜２－５中日　

（7月8日 ナゴヤＤ）
　横浜の清水は７８日ぶりの１軍マウンドを白星で飾れなかった。４回までは１安打に抑えていたが６回、守備の乱れに足をすくわれた。

　１死一塁からエンドランを仕掛けられ、遊撃・石川が間に合わない二塁へ悪送球し二、三塁に。適時打で２点差とされ、なお一、二塁の場面ではチェンのバントを自ら三塁へ悪送球し、二塁走者の生還を許し降板した。

　「自分も含めバタバタした。もっと野手を助けられる投手にならないと」と清水。左膝痛で出遅れた今季は、初登板だった４月２１日の広島戦（横浜）で右肩を痛め２軍での調整が続いた。白星は逃したが、手薄な先発陣に明るい見通しが立ったのは確か。「いい投球だったと思う」と尾花監督。吉田投手コーチも「守備で落としてしまったというところかな」と投球自体は及第点を与えた。

　▼横浜・石川　（６回に悪送球でピンチを広げ３失点につながり）二塁がセーフでも、一塁はアウトに取れると思って投げたのですが…。