松井、15打席連続無安打…疲労?否定せず

[ 2011年7月9日 06:00 ]

<レンジャーズ・アスレチックス>初回、三振に倒れ肩を落とすアスレチックス・松井

ア・リーグ アスレチックス0―6レンジャーズ 

(7月7日 アーリントン)
 アスレチックス・松井は試合では4打数無安打に終わり、3試合、15打席連続無安打となった。レ軍左腕ホランドの150キロ超の直球に、ことごとく差し込まれ、「どれもそんなに難しいコースではないが詰まらされた」と渋面をつくった。チームも散発4安打で零敗を喫した。

 ボブ・メルビン監督代行は松井の現状について「外野も守りながら出続けて疲労もあるだろう。責任は私にある」と話し、8日(日本時間9日)は休養のため先発から外す方針を示した。DH制のある試合でのスタメン落ちは、6月9日の指揮官交代以来初めて。出場が13試合続いていることで、松井も「振りが鈍い部分があるかもしれない」と自己分析し、疲労と不振の関連性も「あるかもしれない。可能性としてはある」と否定はしなかった。

 日米通算500本塁打に王手をかけてから、ちょうど3週間がすぎた。その間、出場18試合、78打席ノーアーチが続く。「あした(次戦)休んで、その後の(前半戦の残り)2試合を頑張りたい」と巻き返しを誓った。

続きを表示

2011年7月9日のニュース