巨人、マエケンから5連打!逆転勝ちで連敗ストップ

[ 2011年7月8日 21:18 ]

6回巨人2死二、三塁、坂本が左前に適時打を放つ

セ・リーグ 巨人4―3広島

(7月8日 東京D)
 プロ野球、巨人―広島7回戦は8日、東京ドームで行われ、巨人が4―3で逆転勝ちし、連敗を4で止めた。3点を追う6回に5連打など6安打を集中して一挙4点を奪った。

 負ければ、自力優勝が消滅する一戦。巨人は東野、広島は前田健が先発。初回、東野は2死から丸に右前打を許したものの、栗原を三振に仕留め、無失点で切り抜けた。その裏、巨人は1死から松本が今季初安打となる右前打を放ち、続く長野の死球で1死一、二塁となったが、4番ラミレスが空振り三振。阿部の四球で2死満塁となったものの、高橋由が三振で無得点。先制機を生かせなかった。

 2回はともに3者凡退。3回、広島は1死一、三塁から木村の一ゴロで三走・石原が生還し、1点を先制。さらに丸の二塁内野安打で2死一、三塁とし、栗原の左翼線二塁打で1点を加え、2点を先行した。栗原は「(内角が)頭にあったから、うまく体が反応したよ」と喜んだ。

 その裏、巨人は2死から長野が右前打で出塁もラミレスがニ邪飛に倒れ、得点できず。

 4回、巨人は2死二塁から藤村の中前打で二走・高橋が本塁を狙うもタッチアウト。またも得点できなかった。逆に広島は5回は1死一、二塁から栗原の左前適時打で1点を追加。リードを3点に広げた。

 しかし、巨人は6回に反撃。長野、ラミレスの連打で無死一、二塁とし、阿部の左越え二塁打でまず1点。高橋由、小笠原がともに右前適時打と続き、5連打で同点に追いつくと、2死後、坂本の左前適時打で試合をひっくり返した。坂本は「自分のヒットよりチームが勝ったことが何よりうれしい。それまで情けないバッティングだったけど(5連打で)みなさんに乗せられて打てたヒットだと思います」と笑顔。

 投手陣は6回から金刃、山口、久保の継投で広島打線に1人の走者も許さなかった。

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