渡辺正 技ありランニング本塁打「足がもつれていた」

[ 2011年7月8日 06:00 ]

<ロ・日>3回2死、大野のブロックをかいくぐる好スライディングで見事生還する渡辺正

パ・リーグ ロッテ3-4日本ハム

(7月7日 QVC)
 ロッテの渡辺正が両リーグ通じて今季初のランニング本塁打を放った。3回2死でダルビッシュの147キロ直球を左翼へ運んだ。

 前進してきた左翼・中田が後逸する間に一気に生還。「ランニング本塁打は小学校以来かな。とにかく、興奮しています」と声を弾ませた。一塁を回って一気に加速。最後は気迫のヘッドスライディングで生還した32歳のベテランは「足がもつれていたし、倒れ込んだ方がいいと思った。三塁から本塁は未知の領域なので…。風も向かい風で長く感じた」と苦笑しきりだった。

 開幕時の正遊撃手・荻野貴が右膝の故障で離脱。渡辺正は今季3度目の先発出場だった。絶対エースから放った自身3年ぶりの本塁打は空砲となったが、鮮烈な印象を残した。

 ≪ロッテでは3年ぶり≫渡辺正(ロ)が3回に自身初のランニング本塁打。両リーグを通じ、09年8月1日阪神戦で亀井(巨)が記録して以来。ロッテでは08年7月11日楽天戦で根元が放って以来、3年ぶり。

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2011年7月8日のニュース