東浜3回3奪三振の好投も…雷雨でサスペンデットに

[ 2011年7月8日 06:00 ]

<米国・日本>雷雨でダッグアウトが水没

日米大学野球選手権第4戦 雷雨のためサスペンデットゲーム

(7月6日 米ノースカロライナ州カナポリス)
 第38回日米大学野球選手権は6日(日本時間7日)、第4戦が行われ、日本は東浜巨投手(亜大3年)が先発し、3回を1安打無失点、3奪三振と好投。しかし、雷雨のため3回表終了時点で、サスペンデッドゲームとなった。8日に第5戦を行う予定だったネブラスカ州オマハに会場を移して同日午後3時半(同9日午前)に第4戦を再開し、引き続き第5戦を行う変則ダブルヘッダーで実施される。

 ゆったりとしたモーションから力のある球を低めに集めた。初回、東浜は1、2番を3球で片付けると、3番にはフルカウントから内角へ速球を食い込ませて見逃し三振。2、3回は走者を背負ったが、鋭く落ちるフォークボールを決め球にピンチをしのいだ。「国際球になって自分の感覚が分からなくなったが、いい感じで投げられた」と満足そうに振り返った。

 来年は台湾で世界大学野球選手権が行われる。今大会メンバーで、3年生投手は東浜を含めて2人だけ。「準備という意味も含めて、一つでも多くいいところを盗んで来年につなげていきたい。きょうは来年に生きるいい経験ができた」。予定の3回を投げきったところで、ダッグアウトが水没する雷雨でサスペンデッドとなったが、その先の快投も十分に予感させる40球だった。

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2011年7月8日のニュース