阪神 延長で中日下し連敗ストップ!榎田プロ初S!

[ 2011年7月7日 21:20 ]

11回阪神無死二塁、マートンの右前打の返球を捕手小田(左)がエラー、先制の生還をする鳥谷

セ・リーグ 阪神3-1中日

(7月7日 ナゴヤD)
 阪神が競り勝った。0―0の延長11回無死二塁からマートンの右前打に失策が絡んで均衡を破り、さらに2点を加えた。先発岩田が9回無失点と粘り、藤川―榎田で逃げ切った。中日は10回無失点の吉見を援護できず、守備も乱れた。
【試合結果】

 3連勝中の中日は吉見、連敗を止めたい阪神は岩田が先発。阪神はマートンが4番に入り、新井を6番に下げるオーダーを組んだ。

 3回、阪神は2死から岩田、平野の安打と関本の四球で満塁とするが、鳥谷は空振りの三振と絶好の先制機を逃した。

 その後も両投手の力投が続き、0-0のまま終盤へ。

 9回、阪神は先頭の鳥谷が中前打で出塁も、走者を進められず無得点。その裏、中日は1死から岩崎が中前打で出塁したが、ここまで二塁も踏めずに0-0のまま延長に突入した。

 10回、阪神は右前打と犠打で浅井が二進し、桧山がストレートの四球で1死一、二塁とするが、吉見は制球に苦しみながらも後続を打ち取った。10回裏、阪神はマウンドに藤川を送った。

 11回、中日は岩瀬をマウンドへ。阪神は先頭の鳥谷がセンターフェンス直撃の二塁打、続くマートンの右前打で、返球を小田がそらし、1点をもぎ取った。ブラゼルも左翼への安打で無死一、三塁。続く新井は投ゴロも、岩瀬の二塁への悪送球でさらに1点を加えた。中日は岩瀬をあきらめ鈴木を投入。浅井がニゴロ、続く藤井彰の遊ゴロで3点目を失うが、なんとか3点で抑えた。

 中日もその裏、代わった榎田を攻め、1死から大島が内野安打で出塁、岩崎達は中越え適時三塁打で1点を返したが、森野、和田が続けずそこまで。

 阪神の藤川が2勝目。榎田がプロ初セーブ。

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