西岡 初の“猛打賞”も「吹っ切れてはいない」

[ 2011年7月7日 06:05 ]

 ツインズの西岡は6日、ミネアポリスで行われたレイズ戦に「9番・遊撃」で出場し、3打数3安打だった。西岡の3安打はメジャーで初。内容は四球、左前打、左前打、右前打で打率は2割1分7厘。チームは5―12で敗れた。

 大リーグ初の1試合3安打をマークした西岡は「無駄な動きがなかった。去年のスイングが、メジャーに来て初めてできた」と久しぶりに自分を褒めた。
 左打席から放った3安打には、内容が詰まっていた。五、六回の2、3打席目はともに外寄りの速球を逆らうことなく左前へ運び、八回は沈む変化球を引きつけて右前へ打ち返した。

 前夜に西岡と話し合ったというガーデンハイアー監督は「いい打撃だった。もう少しリラックスしていい。ここからが始まりだ」と継続を期待する。背番号1は「吹っ切れてはいない」と手放しには喜ばなかった。前半戦は残り4試合。いい形で締めくくりたい。

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2011年7月7日のニュース