エースの自覚だ!東海大・菅野「全部投げるつもり」

[ 2011年7月4日 06:00 ]

練習後に子供たちと写真撮影する(左から)菅野、藤岡、佐々木(撮影・青木芳治通信員)

 3日(日本時間4日)に開幕する第38回日米大学野球に出場する大学日本代表が2日(同3日)、USAベースボール・ナショナル・トレーニング・コンプレックスで最終調整を行った。巨人が今秋ドラフトで1位指名を公表している菅野智之投手(東海大4年)は、先発、抑えの2役で全5試合にフル稼働する。また、開幕戦の先発は野村祐輔投手(明大4年)に決定した。

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 これがエースの自覚か。最終調整を終えた菅野は、ためらうことなく「全部投げるつもり。(開幕戦は)できればリードしてつないでほしい」と話した。

 前夜のオープン戦では、1回2/3を投げ4奪三振。この日はバスでの4時間超の移動後の練習で、ブルペンで40球を投げ込んだ。「5連投は誰もしたことがないと思います。でも、疲れたとか言っているようではダメ。3球勝負で球数を減らしたい」と意気込んだ。

 日本代表の金光興二監督(法大)は、菅野の起用法について、1、2戦目は抑え、星取りを考慮して3、4戦目では先発起用する方針を固めている。その上で「開幕戦は勝ちパターンをつくりたい。菅野は2、3イニング投げることもある」とロング救援の可能性を示した。

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2011年7月4日のニュース