被災校同士でエール交換 高田が気仙沼と練習試合 

[ 2011年7月4日 06:00 ]

健闘を誓い合った高田高校・大和田主将(右)と気仙沼高校の畠山主将

 高田高校(岩手)は3日、宮城県登米市の中田球場で、同じく東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼(宮城)と練習試合を行った。結果はBチーム同士の対戦を含め3試合で1勝1敗1分けと仲良く星を分け合った。

 震災ではともに被災した両校だが毎年数回、練習試合をする間柄とあって部員同士は顔なじみ。高田高校の大和田主将は「いつもBチームの練習試合などやっている仲。お互い頑張って甲子園で会いましょう」と話せば、気仙沼の畠山主将は「同じ被災地の学校として、僕らが勝てば応援してくださる方が喜んでくれると思う。お互い頑張りましょう」とエールを送った。

 なお気仙沼は12日に泉と、高田高校は16日に盛岡工と夏の初戦を戦うことが決まっている。

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2011年7月4日のニュース