阪神 初回に7連打で主導権!先発全員安打で横浜に3連勝

[ 2011年7月3日 20:12 ]

6回、3ランを放った阪神・マートン(右端)を迎える先発の能見(左端)ら

セ・リーグ 阪神10―0横浜

(7月3日 甲子園)
 阪神が1回1死から7連続長短打を放った。平野から藤井彰までで6点を奪い、一気に主導権を握った。

 ほとんどが速球を打ち返してのクリーンヒット。試合前まで打率7分4厘だった浅井は適時二塁打を放ち「(打率の数字が)体重を超えました」と喜べば、6点目をたたき出した藤井彰は「雰囲気です」。バットと同様に口も滑らかだった。

 6回はマートンの3ランなどで4点を加えた。先発全員の14安打で今季初の同一カード3連勝。能見が8回無失点、9奪三振で4勝目。横浜は4連敗。

 真弓監督は「借金しているので連勝しないと減らないからね」と納得の表情を浮かべた。上位の中日、ヤクルトとの対戦を控える指揮官は「つないで(点を)取ると、次の試合に弾みがつく」と手応えを口にする。その弾みで一気に浮上できるか。

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