沢村「独り相撲」で5失点…5四死球で自滅

[ 2011年7月3日 19:19 ]

5回を投げ5失点、厳しい表情でベンチに戻る巨人・沢村

セ・リーグ 巨人2-6中日

(東京D)
 巨人の沢村は、自己最悪の5点を失ったマウンドを「独り相撲」と評して肩を落とした。試合中でも器用に修正を重ね、1点台の防御率を誇っていた新人右腕も「直球も変化球も悪かった」というこの日は立て直せなかった。

 1回は四球、死球の後に和田に3ラン。2回以降も制球は乱れ、5回2死一塁では小池にストライクが入らない。3ボールから速球を続けるしかなくなり、それを狙い打ちされて2ランを浴びた。5回で108球。5四死球による自滅だった。

 沢村は「チームの流れを止めてしまった。とにかく今日は制球が悪く試合中も修正する事ができませんでした。ゲームをつくれずに申し訳ありません」と悔やんだ。巨人の借金はまた7。原監督は「やってはいけない本塁打だった。いい勉強にしていかないとな」と注文を付けた。

 ▽巨人・川口投手コーチ(5失点の沢村に)「こういう日もある。今までそこそこやってきたわけだし」

 ▽阿部(沢村に)「ストライクが入らないとどうしようもない。悪い時も克服していかないと」

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2011年7月3日のニュース