楽天 星野監督の判断で最下位脱出!

[ 2011年7月3日 18:41 ]

パ・リーグ 楽天5-1ロッテ

(Kスタ宮城)
 開始直前、楽天の守備位置の変更がアナウンスされた。1番鉄平が中堅から右翼へ、3番聖沢が右翼から中堅へ。仁村作戦コーチは「書き間違い。鉄平を3番にして聖沢を1番にしましょうと監督に言ったんだけど、監督は『鉄平は1番がいい』と」。いきなりの守備変更の種明かしは混乱したマネジャーのメンバー表への記入ミスだったが、監督の打順の判断が勝利を呼んだ。

 鉄平は1回、8球目を見極めて四球で出ると、ルイーズの中前打で先制のホームを踏む。5回は聖沢が主軸としての期待に応える一打。1死一、二塁で左中間を破る二塁打を放ち、リードを4点に広げた。

 永井が右肩痛で早々に降板した試合をものにし、最下位を脱出。「きょうはよく打ちましたね」と水を向けられた星野監督は「毎日そう言われたいな」と上機嫌だった。

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2011年7月3日のニュース