上原 1回3人斬りもオ軍5連敗 「個人としては満足だが…」

[ 2011年7月3日 11:54 ]

ブレーブス戦の8回に登板し、1回を三者凡退に抑えたオリオールズ・上原

 オリオールズの上原浩治投手は2日、アトランタでのブレーブス戦に4―5の8回に4番手で登板し、2三振を奪うなど1回を三者凡退に抑えた。勝敗などは付かず、チームは4―5で敗れて5連敗を喫した。

 上原が圧巻の投球を見せた。4―5の8回に登板し、4番ジョーンズをフォークボールで、続くフリーマンを速球で三振に仕留めるなど、打者3人で抑えた。
 
 中5日も間隔が空いての登板で、直前に激しい雨が降ったが「米国のグラウンドはぬかるまないから、気にならなかった」。これで4試合連続無失点となり、その間は計5回をわずか1安打で9三振と好調だ。しかし、チームは5連敗と下降する一方。右腕は「個人としては満足だが、チームで動いているわけだから。気持ちを切らないようにやるしかない」と話した。

 ▼上原の話 個人としては満足だが、チームで動いているわけだから。気持ちを切らないようにやるしかない。チームがリードしているかどうかにかかわらず、自分の仕事をする。それがいい結果につながっている。気持ちを切ってしまうと、打たれる確率も高くなる。(共同)

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2011年7月3日のニュース