マー君 今季2度目完封で驚異の防御率1・08

[ 2011年7月2日 06:00 ]

<楽・ロ>6回、大松を併殺に打ち取り小さくガッツポーズする田中

パ・リーグ 楽天2-0ロッテ

(7月1日 Kスタ宮城)
 楽天の田中将大投手(22)が1日、ロッテ打線を7安打無四球で完封。自身5連勝で8勝目を挙げた。

 リーグトップを走っている防御率も1・08まで上昇。夢の0点台も見えてきた。5回には日本ハム・ダルビッシュに続いて今季2人目の100奪三振もマークして、高卒入団1年目から5年連続100奪三振。今後も中5日の登板が続く「鉄腕マー君」が、過去の大投手たちと肩を並べた。 

 走者を背負ってもピンチと感じさせない凄みが、今の田中にはあった。

 「三振を取ってベンチに帰りたいと思っていました。あの場面は真っすぐだと思って、力を込めて投げました」

 2点リードの6回2死三塁で打席は里崎。脳裏には三振でピンチを切り抜けるイメージができていた。フルカウントから外角に投げ込んだ直球は、この試合最速の152キロ。狙い通りの空振り三振にマウンド上で雄叫びを上げた。

 5回は1死一、二塁で根元を141キロのスプリットで空振り三振。自己最速となる12試合目での100奪三振は今季ダルビッシュに次ぐ大台到達だ。フォークの握りを浅くした新球スプリットを今季から使っている。落差や球速に差をつけた2種類は「打たせて取る時もあれば、空振りを取りにいく時もある」。走者がいない7回1死では同じ141キロで落差を少なくして塀内を一ゴロに打ち取るなど状況に応じて持ち球を操った。

 チームが波に乗れない中、無四球完封で5連勝。連勝中は2失点でリーグトップの防御率も1・08とした。前日発表された球宴ファン投票は先発投手部門でダルビッシュに次ぐ2位だったが、12万票以上の得票に「プレーで感謝の気持ちを伝えたかった」と投球に思いを込めた。監督推薦での球宴出場は確実。Kスタで行う球宴第3戦の主役も、球宴までの主役も譲らない。

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