イチロー10戦連続安打 「あれはイチローがどうのというプレーではない」

[ 2011年6月23日 12:24 ]

ナショナルズ戦の6回、スモークのライナーを三塁手R・ジマーマン(左)がグラブに当てて止めたため、三本間に挟まれたマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチローは22日、ワシントンでのナショナルズ戦に「1番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。内容は投飛、中飛、投手強襲安打、空振り三振で打率は2割7分9厘。イチローは10試合連続安打。チームは1―2で敗れた。

 マリナーズは失策絡みの2失点が響いて連敗となり、勝率5割に逆戻りした。打ってはあと一本が出ない。ウェッジ監督は「この状態がずっと続いている。何とか点を入れないと勝てない」と敗因に挙げた。

 イチローは六回、投手を強襲する当たりで10試合連続安打。その後、三塁まで進んだが、3番スモークの痛烈なライナーを三塁手がグラブに当てて止めたため、三本間に挟まれてしまった。このプレーを、指揮官は「あれはイチローがどうのというプレーではない。ダブルプレーにならなかっただけでも幸運だった」と冷静に受け止めた。(共同)

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2011年6月23日のニュース